【写真】健康管理センター(左上)、赤堀保健福祉センター(右上)、あずま保健センター(左下)、境保健センター(右下)

あり方検討委員会で再協議 4保健センター再編・統合
臂泰雄伊勢崎新市長に聞く―2021【3】

 市内4保健センター(連取町の健康管理センター、東町のあずま保健センター、境の境保健センター、西久保町の赤堀保健福祉センター)を再編・統合し、大手町の伊勢崎福島病院跡地に計画している「新保健センター・子育て世代包括支援センター」(仮称)。加えて、公約に掲げられた保健所設置、夜間中学誘致などについて聞いた。

 ― 市内4保健センターの再編・統合による「新保健センター・子育て世代包括支援センター」(仮称)整備事業は、昨年パブリックコメトを実施しています。今後のスケジュールを教えて下さい。

 臂市長 実はその再編・統合案については現在「あり方検討委員会」を開いて再協議してもらっており、パブリックコメントも再実施する予定だ。そのうえで今年度中に基本計画を策定、2022年度に基本・実施設計、2023・24年度に着工・建設、2025年4月の供用開始を目指している。

 ― 新保健センターへの業務統合の際は、これまでの地域サービス業務は、どのようにカバーするのでしょうか。

 臂市長 私がイメージしている保健センターの再編・統合は、組織としてひとつにするということ。例えば今まで地域で行ってきた検診など、地域で出来るものは出来るだけ地域の支所なり、公民館などで行う。ただ、組織体制としてはあくまでもセンター内の職員で全体をカバーしていきたい。

 ― 県に委託している保健行政ですが、新たな負担や人材確保が見込まれる中で、保健所設置を検討する意図は。

 臂市長 新型コロナウイルスが影響していることが大きい。感染者情報がなかなか掴めないし、あっても使えない、とうジレンマがある。さらに対策でもPCR検査、陽性者に対する疫学調査をどのように行うのかなどに関与できないのが実情だ。市内の感染者が多かっただけに、そうした思いは強い。まずは自分のところで、情報をしっかり持ちたい。県の許可が必要となるため、コロナ禍が一段落した後に県と相談、検討していきたい。

 夜間中学「義務教育を受けられなかった多様な背景持つ人たちに」

 ― 全国の学生の8割が外国人国籍という公立の夜間中学の利用実態。県内未設置の夜間中学誘致を検討しているのは、外国籍市民が市内にも多いこともあるのでしょうか。

 臂市長 県のニーズ調査によると、そうした需要は多いとみている。ただ、外国人国籍に特化した夜間中学を考えているわけではない。夜間中学は様々な事情で義務教育を受けられなかった多様な背景を持った人たちが、互いに励まし、刺激しあって学んでいる。これこそが望ましいあり方だと思う。夜間中学設置を要望している皆さんの話を伺って改めて実感した。(2021年6月18日)
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