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湊かなえが挑む介護ミステリ「C線上のアリア」4位初登場
伊勢崎市図書館/各種予約ランキング(2025年3月15日調査)
劇団民芸 篠田三郎・樫山文江「文学の夕べ」
開催日時:4月2日(水)午後6時30分開演
会場:メガネのイタガキ文化ホール(伊勢崎市文化会館)
「山桜」藤沢周平作/「夜の辛夷」山本周五郎作を朗読
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いせさき聖苑でのご葬儀も/同聖苑に一番近いセレモニーホールです
「感謝の言葉が最大の喜び、これが私のライフワーク」
第21代伊勢崎市議会議長 宮田芳典さん(2025年2月28日)
 
 民間企業勤務や自営業時代に培った幅広い人脈や経験を活かして議員活動をしている。宅地建物取引士や生保・損保業に関わる資格、ファイナンシャルプランナー(FP)、電気工事士など資格は多岐にわたる。「現在はペーパードライバーと同じ。ただ支援者から寄せられるさまざまな相談事には、具体的な対処方法や必要に応じて知り合いの弁護士やその他専門家に繋いだりする」。

 「いわば何でも屋」と謙遜するが、寄せられる様々な情報のなかでも、今後の市政に必要で役立ちそうな話は執行に伝える。「前市長の時代から現在まで、さまざまな案件を寄せたのは、議員の中では自分が一番多いのでは」と、ここは数を誇示する。外出の際に常に所持する縦開きの緑色のコンパクトな手帳(写真参照)。さまざまな声を即座にメモし、メールと同時に電話を手にするなど、素早い行動、軽快なフットワークが持ち味だ。

 伊勢崎の都市力は「こんなものではないはず」とその潜在能力に期待する。「首都圏の玄関口、本庄から車で15分の市南部は大きな発展の潜在力を秘めている。東武伊勢崎線境町駅周辺や赤堀、東地区、旧市なども」と地域全体の成長にも目を向ける。バランスを意識した政策提言のなかでは、昨今の各地で発生する悲惨な災害に対して「安心安全」に力を注ぎたいという。

 大学卒業後は「東京でひと花咲かせたい」との山っ気もあったが、父の病気もあり帰省して地元スーパーに就職。「地元への恩返しを」と地域活動にも汗をかいた。後に土日に休日が確保できる店舗開発部門を希望。その6年間やその後の半自営的な3年間などが、それを可能にした。活動をしていく中、叔父や周囲の勧めで市議に立候補。3期目は300票余で2位に甘んじたものの1,2期目はトップ当選を果たしている。

 早朝のストレッチ・柔軟体操・発声練習が日課。議長として臨む市議会当日は、活舌の悪い発音練習に余念がない。もともと元気な声が売りで、力余って「マイクのヒューズを飛ばしたことも2,3回」と他会場での武勇伝も明かす。支援者から「助かったよ。ありがとう」などの感謝が「自分の中では一番うれしい。これが私のライフワーク」と最後を結んだ。
「女性活躍」「多文化共生」キーワードに 伊勢崎で日本YEG全国大会
伊勢崎商工会議所青年部(YEG)第36代会長 中川誠さん(2025年2月11日)
 
伊勢崎商工会議所青年部(YEG)会長としての任期は3月末で終了するが、来年度は2月開催の第45回日本YEG全国大会で伊勢崎がメイン会場となり、その大会会長を務める。既定の役職を経ると慣例で、2027年度は日本YEGの会長に就任し、全国の活動をけん引することになる。「貴重な舞台を用意していただいた」と仲間と会員OB、その他多くの関係者に感謝する。

全国大会では「かかあ天下」や外国籍の住人が多い群馬の特徴から「女性活躍」「多文化共生」など、今後の日本の課題をキーワードに「示唆に富んだ群馬の現状に触れてもらい、全国から訪れた青年経済人のそれぞれの事業展開、単会の活動に活かして欲しい」と狙いを語る。これまでの開催地は県庁所在地なども多く、「人口21万人の中核市開催の新たな形も見出していきたい」と意気込む。

伊勢崎YEG入会は、青年会議所(JC)の理事長を経て卒業するコロナ禍の2020年。市委託事業の「観光特使ひまわり」やビジネスマッチングの「ワクワクフェス」など、大規模事業の他、街づくりなどに取り組む組織力、現場力に魅了を感じていた。全国大会は道府県連主管が全国を一巡し、2巡目として群馬YEGが主管に。その後、精力的な活動でメイン会場を伊勢崎に誘致した時期。立候補制の大会会長に手を挙げ選挙で選ばれた。

今年度のスローガンは、新たな変化を恐れずチャンスととらえ、変化を楽しみながら挑戦しつづけるという「ENNJOY CHANGE(エンジョイ チェンジ)」を掲げた。新たな試みとして、国際社会とのネットワーク構築の第1歩を踏み出すための国際ビジネス委員会(山本慶委員長)を設けた。昨年12月5日から4日間、ベトナム・ハノイの工業団地視察とベトナム青年企業家協会(VYEA)メンバーと交流している。

「Only One Nakaichi」を掲げる運輸・倉庫業は、保管・輸送・流通加工を一貫提供している。北関東自動車道駒形IC真横に2020年に新設した駒形物流センター。同敷地内に2022年に増設した倉庫には、天井クレーン20トンが2基。重量物クレーン倉庫は伊勢崎、太田にも設けてあり、同社の強みとなっている。資料の電子化から保管・廃棄まで手掛けるアーカイブ事業は7年目。群馬県埋蔵文化調査事業団からも受注するなど、3本目の事業柱に育っている。

日本YEG全国大会決定以降、全国行脚などで多忙なこともあり、最近はコーヒーの摂取量が増えたという。「カミさんに勧められて」と1年前から青汁も。投宿先は疲れをとるため浴槽付ホテルと決めている。15歳の長男は本人の希望もあり、小学生から英国留学中。将来的には自社の海外事業展開も視野に「人脈を広げ、国際的な素養を」と、成長に期待をかけている。

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