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有数のレトロゲームコレクター「ヘンリー浜川」の正体は?
「伊勢崎まちなか文化祭」は愛好会のオフ会にも(2023年12月9日)
ビルメン企業を中心に参加企業が80社を突破
「剥離廃液を適正に処理する」通信11月号/Vol17
未来担うローカルプレイヤー「まちなか未来学校」
開催日時:全3回の第1回は12月17日(日)午後2時から4時まで
講座テーマ:「まちなかでつながりをつくろう」
講師:地域の課題解決コミュニティ―デザイナー山崎亮関西学院大学教授
伊坂幸太郎の個性的な殺し屋・七尾が活躍するシリーズ「777」5位初登場
伊勢崎市図書館の各種予約ランキング(2023年11月14日調査)
海底火山によって日本に新しい島が誕生中―過程を目撃できる貴重な機会
ニューヨークタイムス アジア太平洋欄記事(2023年11月7日付)
全国団体への出向なども含めて「人との繋がりが財産」の青年部活動
伊勢崎商工会議所青年部 第35代会長 菅家世誉さん(2023年10月30日)
 「枠組みを崩して新たな挑戦を」と会長としての意気込みを語る。その一例が2回目の「WARK WARK☆フェス2023」(11月17日〜18日開催/アイオーしんきん伊勢崎アリーナと周辺施設会場)。市内商工・農業者、飲食店が企業PRや製品紹介の他、グルメエリア、特設ステージでは歌謡ショーなども開く。初の試みとなるJA主催の農業祭り、物販、試食・飲食、eスポーツ大会など盛りたくさんの企画で”体験型”をアピールする。

 もともと群れることが好きではなかったが「尊敬する同業の先輩の誘い」を機に入会。数年後には親団体の日本商工会議所青年部のビジネス対応・広報・ビジョン・企画委員として断続的に4年間出向し、全国各地を訪れた。この間、地元青年部でも多くの先輩にかわいがられ、出向先でも全国の青年経営者との交流で多くの刺激を受けた。「人との繋がりが財産」と言わしめ、「その恩返しに」と青年部活動の現在の拠り所を淡々と語る。

 ここ数年の青年部の精力的な活動で誘致した、2025年2月開催の青年部全国大会。20年の企画委員出向時の地ならしから関わり、当該年度の開催大会実行委員長(予定)の重責も担うことになっている。本人の自覚はなかったが、出向を推してもらった先輩に「その心ずもりだった」と後から聞かされる。誘致のためのプレゼンテーションでアピールした「オール群馬」体制。今年度は伊勢崎青年部会長として、県内の他青年部との調整に腐心している。

 全国大会開催に向けて、膨大で前例のない会員情報の全国発信にも工夫を凝らす。伊勢崎の情報ポータルサイト「アイマップ」連載中のインタビュー記事「経営者の輪」。青年部OBで運営していることもあり、同枠で全国大会までに会員238人(10月27日現在)全員掲載の企画を提案した。目下、次々と入会する新会員も含めた、未掲載会員の取材と掲載を同編集部で急いでいる。

 17年に青年部会員仲間と共同で始めた不動産投資会社「上州家守舎」(本社:連取町)は、リノベーション建物をシェアオフィスなどとして再活用している。ドローンの離発着や操縦訓練、ライセンス取得スクールとして20年に開設したのが「群馬ドローンステーション」(本社:大手町)。いずれも全国青年部出向時の人脈と刺激を事業化に繋げた。一方、「ぐんぱつ管理」本業の賃貸管理や物件仲介では「地元に根付いた」地道な経営を標榜する。

 市主催のまちなかシンポジュウムにパネラーとして参加するなど仕事柄、街づくりにも一家言持っている。行政には「挑戦する姿勢が欲しい」と注文する。とりたてて熱く語るわけでもなく「のらりくらり」的な雰囲気が妙になじみ、説得力を持つ。コロナ前には子供(中2、小5の男子)との美術館巡りが楽しみのひとつだった。同様の子供時代を送った「母の影響」と回想する。気になる美術館の企画展は関東一円なら躊躇なく足を運ぶ。(廣瀬昭夫)
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