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資料館をめぐろう 土器ドキクイズラリー
開催期間:2022年7月16日(土)〜8月28日(日)
主催・会場:伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館(伊勢崎市西久保町2−98)
土器ドキモンスターの3択クイズでプレゼント/対象は小学生以下
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地元プロが翻訳 ニューヨークタイムズ社説2
悲しき銃社会(2022年5月28日付)
郷土愛にあふれた連作随想「伊勢崎は遠くなりにけり」
同人誌「伊勢崎文学」代表 森村俊之助さん(2022年5月30日)
 同人誌「伊勢崎文学」(年1回発行)では表紙絵も任されている。最新号のタイトル「踊り明かそう」(2022年第42号)では、月下で華麗にワルツを踊る女性たちをシャガールの抽象画風に描いている。数年前までは木造のJR伊勢崎駅舎、レンガ塀、銭湯など、伊勢崎市内の消えゆく建物が続いた。気さくさと絵心を見込まれ、同人誌に係わるようになったのは、2001年の第21号から。ほどなく会員として随想などの投稿も始まり、次第に「のめり込んでいった」と控えめに語る。

 最新号の小説「加代さんとゆきさん」は戦前が舞台。師走を控えた気もそぞろなある日。久しぶりの顔見せに姉を訪ねた妹。交わす、こてこての上州弁(118項目の標準語言い換え注釈付)で、当時の暮らしぶりや世相をほのぼのと活写した。前号の「バックホーム」は終戦直後の甲子園出場をかけた高校野球が舞台。逆転負けを喫した捕手の痛恨の落球を、還暦を迎えた主人公がほろ苦く思い起こす。スリリングな試合描写には、思わず惹き込まれる。

 「文学は素人で他に適任者はいたが、最年長ということでお鉢が回ってきた」同代表。投稿作品の批評会では先輩、後輩関係なく「喧嘩するくらい」の激論を交わすこともしばしば。当初は飲み会も兼ねての批評会だったので、時には荒れることも。代表となって提案したのは、批評会と飲み会(食事会)の分離開催だ。行政組織で培った「互いに尊重しあい、和をもって」の信条をここでも活かしている。

 まだ終戦の混乱が続く1951年に伊勢崎市役所に入った。研修と称して、いきなり滞納者の差し押さえの赤紙張りに駆り出された。高校卒業の同期とは、数か月遅れの臨時採用からのスタートだった。その後はバランスのとれた行政手腕で主要ポストを歴任。高校の美術部以後も絵画研究会などに所属し、絵筆を握り続けてきたことで重宝がられた。市主催のイベントポスター制作など、律儀に勤務時間外で対応した。

 「本にまとめたら」と奨められ、自身も気にいっている初期の連作随想「伊勢崎は遠くになりにけり」。失われてしまった郷土の街並みや人情、だるま市などの風物に郷愁を込めた。連作の続きともいえるのが、拳銃発砲事件から紐といた前号の「伊勢崎の本町通り」、最新号で自宅もその対象になっている「長すぎた駅前区画整理」。行政に忖度しない、元行政マンの地元に注ぐ視線は、人一倍、郷土愛にあふれている。(2022年5月30日)

同人誌「伊勢崎文学」代表 中澤響二さん
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