伊勢崎駅前広場に整然と並ぶスーパーカー(11月10日午前10時頃撮影)
「いせさき楽市」などのマーケットイベントが定着した伊勢崎駅南口の駅前広場だが、11月10日開催の約40台のスーパーカー展示は、駅前立地を活かした、より人目を惹くイベントとなった。伊勢崎まちなか文化祭(10月26日〜11月10日)の大手町パティオ内マーケットイベントの「大手町マルシェ」と共同開催。昨年は大手町マルシェ内での共催だった。スーパーカーの増車、マーケットイベントの出店増加などにより、わずか3分の距離で会場を分けたが、相乗効果も手伝い賑わった。
スーパーカーショーを主催したのは、市内外から集まったマニアで結成した伊勢崎オートモービルフェスタ実行委員会(委員長:多部田敬三ゴダイ社長 事務局:伊勢崎市国定町)。栃木、埼玉、都内からも参加している。広場にはフェラーリ21台、ポルシェ6台、ランボールギーニが3台、マクラレーン2台。他にボルボ、ベンツ、ベントレー、アルファロメオなどが1台ずつなど、約40台が集結した。昨年のパティオ内は30台程度だったが、伊勢崎オートレース場の駐車場を会場にした、昨年6月自主開催の「第1回オートモービルフェスタ」では約200台を集めた。
駅前広場での開催は、駅の乗降客や駅前ロータリーに出入りする車両、広場南側の駅南東西線などの通行車両からも視認することができ、注目度は高い。昨年と同様、展示スーパーカーの15台が、午前11時から中心街の約4kmをパレードした。来年度開催について多部田さんは「主催者から参加要請があれば、会員とも相談して決めたい」に留めているが、昨年のパティオに比べると「すごくいい」と、その広さ(約2300平方メートル)と会場立地に満足していた。
単独開催で昨年より会場が広く使えた大手町マルシェ(11月10日午前10時半撮影)
約960平方メートルの大手町パティオは、スーパーカーとマーケットイベント開催には手狭で来場者層の違いもあり、今年は会場を駅前広場と分けた。パティオへの出店は約30店舗と、昨年より大幅に増え、そのほとんどが地元オーナーというのも、昨年になかった特徴。野菜・惣菜、小物雑貨や化粧品、スイーツ、珈琲豆の販売などの他、体験・ワークショップ、団体の広報活動など、多種多彩な出店で終了の午後3時まで賑わった。ただ午後3時から6時まで開催の「いせさき一番街フェス」は、この賑わいを引き継げなかった。
駅前広場と大手町パティオは、いずれも2018年に供用を開始している。駅前広場は市主催の「楽市」をはじめ、各種マーケットイベント、仮設ステージでのコンサート、駅前イルミネーションで賑わいを創出している。一昨年の利用は11回(準備や撤収期間も含めて計46日間)、昨年は5回(前同10日間)、今年度は既に7回(前同75日)と活用されている。一方、大手町パティオは伊勢崎まちなか文化祭の活用の他、小規模なイルミネーション程度。当初の民間店舗の開業などが計画通り進まなかったことなどが、賑わいのネックとなっているようだ。
伊勢崎駅前南口広場に”映える”スーパーカー 伊勢崎まちなか文化祭
大手町パティオのマーケットイベントと共催で相乗効果(2024年11月19日)
大手町パティオのマーケットイベントと共催で相乗効果(2024年11月19日)
「いせさき楽市」などのマーケットイベントが定着した伊勢崎駅南口の駅前広場だが、11月10日開催の約40台のスーパーカー展示は、駅前立地を活かした、より人目を惹くイベントとなった。伊勢崎まちなか文化祭(10月26日〜11月10日)の大手町パティオ内マーケットイベントの「大手町マルシェ」と共同開催。昨年は大手町マルシェ内での共催だった。スーパーカーの増車、マーケットイベントの出店増加などにより、わずか3分の距離で会場を分けたが、相乗効果も手伝い賑わった。
スーパーカーショーを主催したのは、市内外から集まったマニアで結成した伊勢崎オートモービルフェスタ実行委員会(委員長:多部田敬三ゴダイ社長 事務局:伊勢崎市国定町)。栃木、埼玉、都内からも参加している。広場にはフェラーリ21台、ポルシェ6台、ランボールギーニが3台、マクラレーン2台。他にボルボ、ベンツ、ベントレー、アルファロメオなどが1台ずつなど、約40台が集結した。昨年のパティオ内は30台程度だったが、伊勢崎オートレース場の駐車場を会場にした、昨年6月自主開催の「第1回オートモービルフェスタ」では約200台を集めた。
駅前広場での開催は、駅の乗降客や駅前ロータリーに出入りする車両、広場南側の駅南東西線などの通行車両からも視認することができ、注目度は高い。昨年と同様、展示スーパーカーの15台が、午前11時から中心街の約4kmをパレードした。来年度開催について多部田さんは「主催者から参加要請があれば、会員とも相談して決めたい」に留めているが、昨年のパティオに比べると「すごくいい」と、その広さ(約2300平方メートル)と会場立地に満足していた。
約960平方メートルの大手町パティオは、スーパーカーとマーケットイベント開催には手狭で来場者層の違いもあり、今年は会場を駅前広場と分けた。パティオへの出店は約30店舗と、昨年より大幅に増え、そのほとんどが地元オーナーというのも、昨年になかった特徴。野菜・惣菜、小物雑貨や化粧品、スイーツ、珈琲豆の販売などの他、体験・ワークショップ、団体の広報活動など、多種多彩な出店で終了の午後3時まで賑わった。ただ午後3時から6時まで開催の「いせさき一番街フェス」は、この賑わいを引き継げなかった。
駅前広場と大手町パティオは、いずれも2018年に供用を開始している。駅前広場は市主催の「楽市」をはじめ、各種マーケットイベント、仮設ステージでのコンサート、駅前イルミネーションで賑わいを創出している。一昨年の利用は11回(準備や撤収期間も含めて計46日間)、昨年は5回(前同10日間)、今年度は既に7回(前同75日)と活用されている。一方、大手町パティオは伊勢崎まちなか文化祭の活用の他、小規模なイルミネーション程度。当初の民間店舗の開業などが計画通り進まなかったことなどが、賑わいのネックとなっているようだ。