【写真】伊勢崎市が無償貸与を始めた、振り込め詐欺抑止の自動通話録音措置と同装置申請の流れ

電話接続した会話自動録音装置で振込め詐欺を抑止
伊勢崎市が先着順で100台を無償貸与

 高齢者を狙ったさまざまな振り込み詐欺対策として、家庭の固定電話に接続することで警告メッセージを流し、会話内容などを録音する自動通話録音装置「振込め詐欺見張隊」。伊勢崎市は昨年12月から同装置100台の無償貸与を始めている。先着順で既に30台余を貸し出しているが、より多くの対象者にと、市は利用を呼びかけている。

 装置を接続すると着信前に「この電話は振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」と警告メッセージが流れる。声を録音されたくない詐欺犯は、この時点で切ることが多い。60時間、2000件分の通話録音が可能。装置には警告音を聞き、電話を切った撃退率を表示する液晶モニターも装着している。

 家族や友人などには、警告音声を流さないよう事前に番号を登録することもできる。「拒否電話帳」登録で着信拒否もでき、海外からの迷惑電話にも対応。ワンタッチで簡単に番号登録できる機能がついている。装置中央の赤丸ボタンが「大変だ〜!!!ボタン」。家族や親戚、友人など、4箇所の事前登録電話番号に順次発報、録音メッセージを送る。

 75歳以上の市内一人暮らしが対象。無償貸与期間は1年間で、再貸与も可能。家族や親族、民生委員、ケアマネージャーによる代理申請も受け付ける。決定後は伊勢崎市の指定業者が設置に来訪してくれる。群馬県警では県内に200台を無償貸与しており、そのうち20台が伊勢崎署管内。同署によると2019年の2月末現在の特殊詐欺件数は2件で、同前年同月比−2件と減っている。

通話録音装置の問い合わせは伊勢崎市高齢課か各支所住民福祉課。電話0270−27−2752へ。(2019年3月1日)

「1面ニュース記事」(いせさき新聞2004年〜2018年)の過去記事。
2004年〜11年 2012年〜13年 2014年〜17年 2018年1月〜8月