[写真]新型コロナウイルス感染拡大防止対策準備中の伊勢崎市図書館内カウンター

6月の利用再開に向けて準備中の伊勢崎図書館
今月は“ちょっと手に取って欲しいお勧め本”を紹介

<一般>
 「南極ではたらく」 渡貫淳子/著
   南極観測隊の調理員として、南極での暮らしぶりを綴った本。数々の制限がある中、著者は知恵を絞って、30名の隊員達の胃袋を支える。南極ならではの料理のコツ、他の隊員達のやり取りやトラブル対処法は、日常生活にも生かせる技がある。

 「<あの絵>のまえで」 原田マハ/著
   大切に育ててきた息子を亡くした夫婦は失意の中蓼科に暮らす。ある時、昔息子に贈った東山魁夷の「白馬の森」を巡って、夫婦は思いもかけない出会いを果たす。人生の節目に偶然目にした絵画の前で新しい一歩を踏み出そうとする6編の物語。今まで自分が出会った絵をも記憶からたぐり寄せたくなるような一冊。

 「野村克也の「人を動かす言葉」」 野村克也/著
 「笑って生ききる」 瀬戸内寂聴/著
 「土木の風景@伊勢崎(橋梁編)」 笠原実/著 (郷土資料)

<児童>
 「世界を変えるSDGs(エス・ディー・ジーズ)」 小林亮/監修
   SDGs(持続可能な開発目標)は、国連が定めた「だれもが幸せに生きるために実現させたい17個の目標」のこと。クイズやイラスト、分かりやすい解説とともに世界で起こっている問題を知ることができる一冊。家族でいっしょに読んで未来について話し合ってはいかが?

 「じつはよるのほんだなは」 澤野秋文/作
   みんながねたあと、じつはよるのほんだなでは本の中から、さし絵のどうぶつたちや、キャラクターがとびだして大さわぎ。ほかの本に入ってしまったおたずねものを犬はりこのこたろうとさがし絵のなかからさがしてみよう!えほんはぶじに朝をむかえられるかな?

 「全集伝え継ぐ日本の家庭料理[1]炊きこみご飯・おにぎり」 日本調理科学会/企画・編集
 「空色のゆりいす」 安房直子/作 いもとようこ/絵

▼伊勢崎市内の4図書館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月31日まで臨時休館しています。今後の状況により期間や内容が変更される場合があります。詳細は図書館ホームページをご覧ください。

▼「読書の街」は、伊勢崎市・赤堀・あずま・境の伊勢崎市内4図書館の図書・CD・DVDの予約待ちランキングを毎月お届けしています。併せて各種イベントを紹介しています。今月は3月10日からの臨時休館で予約待ちデータが取得できず、各種イベントも中止となっているため、図書館がおすすめする本を紹介します。