もんじゃでギネス世界一、全国大会誘致に果敢に挑戦
    伊勢崎商工会議所青年部会長 菊池潤一さん(2019/09/26)
【きくち じゅんいち】1973年4月19日、伊勢崎市豊城町生まれ、宮郷地区在住。前橋工業高校建築科からスポーツ推薦で東北学院大学法学部へ。卒業後は帰省し、葬祭業の「いせさきメモリアルホール」(伊勢崎市山王町997−1)に、新施設完成直後のオープニングスタッフとして就職。2004年に常務、2013年に社長に就任。
伊勢崎商工会議所青年部(会員は200余名)は常務就任の2004年、OMGホールディングスの大平雄伸社長の紹介で入会。2019年4月、青年部会長に就任。
 伊勢崎商工会議所青年部の3大事業「いせさきまつり」、「ミスひまわりコンテスト」、秋の「もんじゃ祭り」が年々進化している。9月7日開催のコンテストは、応募者を1次審査で10人まで絞込み、2次審査でミスひまわり3人を選出した。昨年までは1分間の自己アピールだけで選んでいたが、2次審査の10人には、5分の時間を確保。応募者それぞれの魅力を引き出そうと工夫している。

 伊勢崎オートレース場で10月6日開催の「いせさきもんじゃチャレンジフェスティバル2019」。今年は280人分のもんじゃ焼き鉄板を並べて、一カ所で同時調理の「体験参加」によりギネス世界記録に挑戦する。青年部で「いせさきもんじゃ」を商品化し、「もじゃろー」のイメージキャラクター制作など、全国に情報を発信し続けて17年。今年は世界へとステージが広がる。

 一連の事業実施のなかで「会社だけでは得るこのできない学びや経験、志をともにする多くの仲間との出会い」を活動の拠り所として青年部活動をアピール。課題や問題も抱えながらも、未来に向けて同時並行で、新しいことに果敢に挑む必要性を訴える。「ギネス挑戦を成功裏に導き、次年度へと良い形でつなげたい」と、開催を間近に控えた心境を語る。

 全国各地の青年部で組織するのが日本商工会議所青年部(本部・東京都千代田区)。加盟単会は418、会員数は3万4000人に及ぶ。全国から約5000人の会員が集う全国大会が2025年度、群馬で開催される。伊勢崎は昨年度、この開催地に立候補した。同時に手を挙げたのが太田。「今年度は誘致のために非常に重要な1年。開催がもたらす地域への経済効果、自己と仲間の成長を信じ、全力で取り組みたい」と、こちらにも意欲をみせる。

 「青年部」「各人の事業」に加えて「家族」と「生命」の承継を包含した「未来への承継」を今年度のスローガンに掲げた。関わる葬祭業は、まさにその家族と生命の承継の最前線。目の当たりにする日々の中で、「それが希薄になりつつある」と嘆く。業界の変化には自社の会員制度を見直したほか、休日確保など職場環境を整え、社員の定着率を高めた。業界では異例の新卒採用も始めている。

 高校野球の名門、前橋工業に入学したものの、100人の大所帯でレギュラーを諦め、個人競技の自転車部に転部。3年でインターハイ2位の実績から、スポーツ推薦で大学入学。プロを目指して全寮制の自転車部でハードな練習をこなし、4年の時、日本代表として海外遠征にも参加した。辛抱強さはこの時に鍛えられ「今の自分がある」と振り返る。

 数年前まで矢沢永吉の12月の武道館ライブに、妻とよく足を運んだ。とりたててファンではないが、妻が喜ぶ時間を共有することで、自身の喜びに繋げている。「妻の手料理も大好き」で、2人で晩酌もしばしば。社内恋愛だから職場環境にも理解があり、妻と一緒が至福の時間になっている。(廣瀬昭夫)